私が「子ども・障がい・仕事」で調べていた日々
「子ども 障がい 仕事」と検索していた、あの頃の私から
私が娘を出産した直後、検索していた言葉は「子ども 障がい 仕事」でした。
娘のことよりも先に、自分のこれからの働き方や生活を心配してしまった。そんな自分に、正直ショックを受けたのを覚えています。
不安な日々と情報の渦
SNSなどを見ていくと、仕事を続けているお母さんもいれば、通院の多さから正規職員からパートに切り替えたり、一度専業主婦という選択をしている方もいました。
産後すぐの頃はリアルで障がいのある子どもを育てるお母さんの知り合いがおらず、インターネット上の情報がどこまで本当なのかも分からないまま、ただ不安な気持ちだけが募っていきました。
子どもの状況は、本当に一人ひとり違います。持って生まれたものも違い、産後すぐに通院が多くなるのかどうかさえ、その時点では主治医の先生も私にも誰にも分かりません。
保育園制度に触れて感じた現実
「動けるうちに」と思い、保育園について調べていたとき、当時住んでいた市のホームページに【障害児入所は4月のみ】という記載を見つけました。
途中入園ができないという事実。加配をつけるために必要な仕組みだと理解はできても「この先、こうした“仕方のないこと”が増えていくのだろうか」そう思うと、胸が締めつけられるようでした。
個人事業主としての働き方に救われた瞬間
そんな中で、私の働き方は個人事業主でした。仕事をするかどうか、どのように続けるかを自分で選べる立場にありました。
私の精神状態を見て、主治医の先生は「今あなたは混乱しているだけ。だからこそ生活スタイルは、できるだけ変えないほうがいい」と声をかけてくださいました。
そのとき自分がすでにベビーペイントの資格を持ち、子どもや自分の状況に合わせて仕事を選択できる環境があり救われました。
「この働き方を選んでいて、本当によかった」心からそう感じました。
私の場合は、たまたま先に資格を持っていたから、そう思えたのかもしれません。もしそうでなかったら、相談できる仲間はいたのだろうか。不安な気持ちを共有できる場所はあったのだろうか。そう考えることがあります。
もし今、同じ状況にいる人がいたら
もし今、同じような状況にいる方がいたら、きっとたくさん調べ、悩み、立ち止まっているのではないかと思います。そんな中で、「資格を持っておく」という選択肢も、ひとつの可能性だと私自身は感じています。
今すぐ仕事にしなくてもいい。続けるかどうかは、あとから決めてもいい。ただ、将来に向けて“選べる状態”をつくっておくという意味で。
あの頃の私にとって、ベビーペイントの資格は何かを無理に頑張るためのものではなく、心の支えとなる選択肢のひとつでした。
ベビーペイント協会の想い
ベビーペイント協会は、技術だけでなく、それぞれの人生やライフステージに寄り添いながら「自分らしい関わり方」を大切にしている協会です。
必要な方に、必要なタイミングで、この活動がそっと届くことを願っています。
