「毎日同じことの繰り返し」に感じていた不安
今回は、奈良県を中心に活動するベビーペイント協会プロ講師 chami(チャミ)さん にお話を伺いました。
おうちスタジオでの撮影を中心に、イベントへの出店や他のアーティストとのコラボ、さらにプロ講師として資格取得を目指す方のサポートなど、幅広く活動しているchamiさん。
今では生き生きと活動しているchamiさんですが、ベビーペイントに出会ったのは、コロナ禍での子育て中。
「もし資格を取っていなかったら、やりたい仕事ではなく、“今の自分にできる仕事”を狭い選択肢の中から探していたと思います」
そう話すchamiさんに、ベビーペイントとの出会いや資格取得前の不安、そして活動を始めてからの変化について聞きました。
中島:ベビーペイントを始める前は、どんな毎日を過ごしていましたか?
chami:ちょうどコロナ禍だったこともあって、本当に人と会えないことがとても辛かったです。
ほとんど引きこもりのような生活で、人との関わりも親戚くらい。友達ともなかなか会えませんでした。
もちろん、子どもの成長をそばで見られることは嬉しかったです。
でもその反面、毎日同じことの繰り返しで、「このまま私はどうなっていくんだろう」という気持ちもありました。
息子とのベビーペイント撮影会が、人生を変えるきっかけに
中島:そんな中で、ベビーペイントを知ったきっかけは何だったんですか?
chami:
長男とベビーペイント撮影会に参加したことがきっかけです。
実際にペイントしてもらっているところを見たら、本当に短時間でサササッと、すごくきれいなペイントを描いてくださって。
「こんな短時間で、こんなにかわいくできるんだ!と驚きました。
それ以上に印象に残っているのが、撮影会の雰囲気でした。
息子が泣いても、花冠を取ってしまっても、何をしても楽しく受け入れてくださったんです。
泣いていたはずなのに、私自身も最後は楽しい気持ちで帰ることができました。
中島:お客さまとして参加した撮影会が、資格取得につながったんですね。
chami:そうなんです。
そのときに、「こんな素敵な場所で、こんなにキラキラしながら働くことができるんだ」と、新しい選択肢を見つけたような感覚がありました。
そこからベビーペイント協会のホームページなどを見て、資格を取ることを決めました。
「資格もない。絵も得意じゃない」それでも私にできる?
中島:資格を取ると決めるとき、不安はありませんでしたか?
chami:ありました。
私は保育士資格も持っていませんし、絵も好きではあるけれど、決して得意ではありませんでした。
だから、「何の資格もない私でも大丈夫かな」という不安はありました。
それから、やっぱり受講にはお金もかかります。
子育て中だったので、「自分のためにこんなにお金をかけていいのかな」という気持ちもありました。
中島:その不安は、資格を取ってからどう変わっていきましたか?
chami:資格取得後にスキルアップ講座へたくさん参加して、いろいろな方のお話を聞いたことが大きかったです。
「私はこういうやり方だったらできるかもしれない」ということが、少しずつ具体的に想像できるようになりました。
そこから不安もなくなっていきました。
資格取得後に感じた「3つの大きな変化」
中島:ベビーペイントを始めて、一番変わったことは何ですか?
chami:大きく3つあると思っています。
1つ目は、外の世界との関わりが増えたことです。
お客さまと出会えることはもちろん、全国にいるベビーペイントアーティストの仲間とも出会うことができました。
大人になると、人とのつながりや自分の世界って、どんどん狭くなっていくものだと思っていたんです。
でもベビーペイントを始めて、逆にどんどん世界が広がっていきました。
それがすごく嬉しかったです。
「私だからお願いしたい」が、自分の自信になった
中島:2つ目は?
chami:2つ目は、自分の存在意義が見えたことです。
この仕事は、お客さまが「私に」と依頼してくださいます。
それがすごく自信につながりました。
自分が頑張ることで喜んでくださる方がいる。
「私にも、人を幸せな気持ちにできる仕事ができているんだ」と感じられることが、すごく嬉しいです。
人見知りだった私が「行きたい」と思ったら動けるように
中島:そして3つ目は?
chami:3つ目は、自分の性格が変わったことです。
以前は人見知りで、新しい場所へ行くことにも、「知らない人ばっかりだからやめておこう」と思うタイプでした。
でも今は、興味がある、行ってみたいと思ったらすぐに予約したり、アーティストさんが集まる場所にも積極的に参加したり。
一歩を踏み出すまでのスピードがすごく早くなりました。
周りからも、「明るくなったね」と言われることが増えました。
子どもたちが知っている「ママの仕事」
中島:働き始めたことで、お子さんや家族との関係に変化はありましたか?
chami:子どもたちが赤ちゃんの頃からこの仕事をしているので、「ママはベビーペイントのお仕事をしている」と、ちゃんと認識してくれていることが嬉しいです。
講師のお仕事がある日は、「今日ママ、先生やるんだよ」と話すと、「先生頑張ってね!」と言ってくれたりします。
それから、イベントでたくさんの赤ちゃんやお子さんと出会うことで、我が子への愛情もさらに溢れるようになった気がします。
「やりたい仕事」ではなく「できる仕事」を探していたかもしれない
中島:もし、あのときベビーペイントの資格を取っていなかったら、今はどうなっていたと思いますか?
chami:多分、自分が本当にやりたい仕事を選ぶのではなく、「今の自分にできる仕事は何だろう」と、狭い選択肢の中から仕事を探していたと思います。
資格を取る前の自分が見ていた世界と比べると、本当に一転しました。
今は、明るい世界にいることができているなと感じています。
「絵が得意じゃない」「カメラを持っていない」そんな不安があっても大丈夫
中島:最後に、ベビーペイントの資格が気になっているけれど、一歩踏み出せずにいる方へメッセージをお願いします。
chami:悩んでいることや不安なことは、人それぞれ違うと思います。
「受講料が気になる」「カメラを持っていない」「絵が得意じゃない」いろいろな不安があると思います。
でもベビーペイント協会には、資格を取った後もスキルアップ講座をはじめ、自分の苦手なところを補ってくれるコンテンツがたくさんあります。
活動はもちろん一人でもできますが、近くにアーティストさんがいるなら、一緒にお仕事をするのもすごく楽しいです。
ベビーペイント協会は、一歩踏み出した方の背中をしっかり押してくれる協会だと思っています。
一人で全部悩まなくていい。
どんどん周りを頼りながら活動してもらえたらと思います。
奈良県でプロ講師としても活動中
現在chamiさんは、ベビーペイントアーティストとしてだけでなく、ベビーペイント協会プロ講師としても活動しています。
奈良県の自宅での対面講座のほか、大阪・京都・和歌山など、奈良から訪問可能な地域への出張講座にも対応。
オンライン講座なら全国から受講できます。
chami:これからベビーペイントを始めたい方とお会いできることを、楽しみにしています!
代表・中島遥より
子育て中は、どうしても自分の世界が「家庭の中」だけになってしまうことがあります。
子どもの成長は嬉しい。子どもとの時間も大切。
でもそれと同時に、
「私はこれからどうしていきたいんだろう」
「私にできることって何だろう」
と考えることがあってもいいと思っています。
chamiさんも、最初から自信があったわけでも、特別な資格や得意な絵の技術があったわけでもありません。
一歩踏み出したことをきっかけに、人との出会いが増え、自分の世界が広がり、「私だからお願いしたい」と言ってくださるお客さまと出会いました。
資格を取ることがゴールではありません。
その先で、自分がどんな働き方をしたいのか。
どんな毎日を送りたいのか。
ベビーペイントが、その選択肢のひとつになれたら嬉しいです。
動画はこちら → https://youtu.be/XMUP_5XqIK8

